人口のデータを更新(2003年5月14日)
人口のデータを最新版に切り替えました。これまで本統計では米国国勢調査局の1998年版のデータを使っておりましたが、最新の2002年10月のデータを取り入れました。これによりますと、2050年の世界の人口はちょうど90億人と推定されております。
 また、本統計ではこれまで地域の人口を入れておりませんでしたが、今回地域の人口も導入いたしました。この地域の人口はPS&D Viewの各国組織票(それぞれの品目ごとのページに「国名を選択する。」をクリックすると出てきます)にのっとり、各地域の構成国の人口を合計したものです。これにより、各地域の一人当たりの消費量もあらわすことが可能になりました。
 また、世界の人口につきましては、別途、解説的なグラフも載せておりますので、ご参照ください。当ホームページのトップページから入ることができます。

伊東正一
データを更新(2003年4月19日)
米国農務省はこのPS&D Viewのデータの構成を昨年秋に変更いたしました。当ホームページではそれに対応すべくプログラミングの変更を行っておりましたが、プログラミングの変更、そして、その後のデータのチェックなどにかなりの時間を要し、皆様には長くご迷惑、ご心配をおかけいたしました。このたび更新できましたので、2003年4月のデータから再び毎月更新しながら情報を提供していきたいと思います。
今回の更新により、極端に変わったところはございませんが、下記の前2回のお知らせでご案内していますように、ヨーロッパ連合(EU)諸国につきましては、USDAは国ごとにはデータを公表しなくなりました。ただ、当ホームページといたしましては過去のデータは貴重なものと判断し、EU15カ国のデータはコメ、コムギ、コーンが2001年まで、畜産物のデータはブロイラー、七面鳥、家禽類、及びチーズが1996年まで、豚肉が1992年まで、牛肉が1990年まで、を過去のデータを使って掲載することに致しました。(なお、ダイズに関しましては今のところEU諸国は各国語とに2002年まで出ておりますので、そのまま掲載しております。)
それから、「国名を選択する。」のボタンをクリックすることにより表れます各品目の国、地域名はすべての品目にわたり同じ形式で載せることにし、その中でデータのある国は青色、データのない国は黒色で示しております。新しい国、小規模の国などはデータがそろっていないところがあります。データの収集にはかなりの費用がかかりますので、現段階ではUSDAもそこまで手が回らないものと解釈されます。

伊東正一
EU-15カ国の各国データを2001年までのものを公開(2002年11月11日)
これまでご案内しておりますように、米国農務省(USDA)はコメ、コムギ、コーンのEU-15カ国に対するデータを各国ごとのデータは公表せず、合計したものを発表する形を今年8月からとっています。当方と致しましても、それに対する何らかの対応を考えていたところですが、2002年5月段階のデータにより、EU-15カ国のデータを2001年までに限りそのまま掲載することに致しました。また、EU-15カ国の合計のデータにつきましてはUSDAが発表しているデータをそのまま使い、最新のデータ(現在では2002年のものまで)を掲載いたします。なお、EU-15カ国の近年のデータは「ヨーロッパ連合」という名前で掲載しております。この「ヨーロッパ連合」には域内における貿易は含まれておりません。
 このUSDAのEU各国のデータの公表を取り止めた方法に対しては米国の研究者からもクレームが上がっております。当方と致しましても、米国の研究者と共にお願いをUSDAに申し上げているところであります。今後、何らかの改善がなされた場合には当ホームページも即対応したいと思っております。

伊東正一
閲覧いただいている皆様へ(2002年10月28日)
EU15カ国のデータの取り扱いにつきましては去る4月にご説明した通りでありますが、米国農務省(USDA)では8月発表のデータからは、穀物に関しましてもEU15カ国は1カ国として取り扱われております。よって、当ホームページ「世界の食料統計」におきましても、これまでの方法を変更し、とりあえずはEU15カ国を総合したデータのみを掲載し、各15カ国の個別のデータは当面の間閉鎖いたします。なお、当方のホームページのEU15カ国のそれぞれのデータに混乱がありましたことをお詫びいたします。どうかご理解のほどをよろしくお願いいたします。

伊東正一
EU15カ国に関するデータ掲載の変更(2002年4月29日)
本ウェッブサイトの「世界の食料統計」のオリジナルデータは米国農務省のUS&D Viewを元に作成しておりますが、畜産物のデータにおいてはこれまでEU諸国と世界合計のデータに大きなエラーが発生しておりました。この点につきましては、かねてより米国農務省に訂正を依頼しておりましたが、この4月の分よりようやく改善されました。これまでの不都合を心よりお詫び申し上げます。

また、米国農務省によりますと、EUのデータの出し方を、これまでのEUメンバー各国のデータは公表せず、EUを一カ国として表すことにしたとの連絡をこのたび受けました。農務省の担当者に直接問いただしたところ、EU域内では通貨も共通となり、また、域内の流通も一国の形式ものとほぼ同然であることから、このような対応をすることにした、との説明がありました。

これに基づきまして、当ホームページの「世界の食料統計」も掲載の形を次のように若干変更いたします。チーズを除く畜産物のEU15カ国の各国のデータを次の年でうち切ります。

ブロイラー、七面鳥、家禽類は1996年まで、
豚肉、牛肉は1999年まで、
これらの年次以降のEU15カ国のデータは15カ国の合計のデータのみを掲載。


さらに、作物に関しては現在(2002年4月現在)もEU各国のデータがそれぞれ公表されておりますが、USDAの担当者の説明によりますと、向こう数カ月の内にこの方法を取りやめ、畜産物と同様にEU一カ国として取り扱ったデータを公表するとのことですので、ご了承ください。

このような状況を受けまして、当サイトでは、USDAの変更に沿ってその時点で調整・変更していくことと致します。どうぞご理解のほどをよろしくお願いいたします。

伊東正一